不動産投資にチャレンジしようと考える方は多く、実際に普通の会社員の方でも収益不動産を購入して運営している方は大勢存在しています。
初めて不動産投資をする方は、まずは、自身の貯蓄額を把握することと同時に、今後も得られる収入を十分に計算した上で物件を探すことは欠かせません。

中古のアパート1棟を購入する方法

十分な貯蓄と高収入を得ている方は別として、平均的な会社員の場合は1億を超えるような物件では返済に苦労してしまう可能性はあるので注意は必要です。
手軽な価格帯でありながら、手を付けやすい収益不動産を考えてみると、中古のアパート1棟を購入する方法があります。
元のオーナーが不動産会社に売却を希望している物件は全国各地に非常に多くの物件があるので、インターネットを使って物件探しをすることで売り出されているアパートの情報は簡単に探せます。
地域や物件の築年数等、物件の大きさにより違いはありますが、安い物件は1,000万円台から2,500万円程度のアパートもあり、この価格帯であれば至って普通の会社員でも住宅ローンを組むことと返済していくことには殆ど問題はありません。
自宅用として戸建て住宅を購入する方法とは大きく異なる不動産投資なので、借金をしたとしてもアパートの場合は入居者からの家賃を収入にすることができるので、実際は家賃を返済に充てることは十分に可能です。

実際にシミュレーションを行ってみる

シミュレーションを行うことも推奨でき、例えば2,500万円の中古アパートを購入したとして、部屋数が8部屋の物件で家賃が8万円という条件であれば、管理費は掛かるものの月に約60万円の収益を見込むことができます。
1年で計算をすると約700万円の収益を得ることができるので、この計算で成功をした場合は4年間でローンを完済させることも不可能ではありません。
ただし、アパートの場合は通常は不動産管理会社に管理を委託することが前提にあるので、管理費と修繕費、突発的なリフォーム等の費用は別途掛かります。
それでも意外と短期間にてローンの完済を済ませることができることで十分な魅力を感じられるのではないでしょうか。
不動産投資を更に極めるには、最初に購入した物件のローンの返済を待つ方と、返済の目途が立った時点で買い足しをする方法で更なる収益を上げることが可能になります。
低く見積もって年間の家賃の収入が400万円だったとしても、3年が経過すると1,200万円に達します。
このお金を元手にして、次の物件を買い足していくことにより、不労所得で生活を送ることができるようになる可能性も十分にあります。

最も重要なことは入居率の問題

アパートの場合は価格だけを見るのではなく、最も重要なことは入居率の問題をあげられます。
安く購入できても空室が目立つようであれば利回りも低くなってしまうので、購入の際には十分に各物件の状態を把握することは必要です。
既に購入前から空室が無いという物件は優秀と考えることができますが、空室がある物件の場合はその部屋数を確認することと、リフォームを行って入居者を集める能力があるかどうかを見極める必要性もあります。
従って、物件探しをする際には、信頼と安心の不動産会社を経由することは非常に重要です。
収益不動産はアパート運営だけではなく、マンション経営も人気の物件は多数実在しています。
マンションの場合は普通の会社員が行える範囲は、1室の購入からスタートさせる方法です。

首都圏はマンションの1室でも20万円以上の家賃に設定されている物件も多い

首都圏を事例にすると、マンションの1室でも20万円以上の家賃に設定されている物件も多く、それなりにメリットはあります。
マンションは鉄筋造で作られているものなので、木造アパートと比較をすると非常に長持ちさせられる物件です。
修繕費もマンションの組合で管理をしているので、老朽化した際にオーナーに大きな負担が無いこともメリットではないでしょうか。
50年以上にわたって運営できるマンションは多く、長期的に安定収入を得る方法としては効果的と判断できます。
不動産投資は常に入居率を高めることと同時に、空室のリスク管理をきちんと行うことが求められます。
多くのオーナーが不動産管理会社と提携をしており、管理会社側で入居者の募集から審査、家賃回収や水回りのトラブルの解決など、総合管理を行っているものですが、実態は管理会社により対応力や経費が大きく変わることは良くあることです。
そのため、評判の良い不動産管理会社を探して契約をすることも重要なことです。
この一連の流れを上手く使い、ローンの返済と資金力を身に付けてから、次から次へと収益不動産を購入していくと、将来的には年金代わりになることだけではなく、子供や孫の世代まで引き継がせることができることも魅力的です。

まとめ

木造アパートの場合は経年劣化によりリノベーションが必要とされることはありますが、資金の管理をしっかりと行っておけば、急な出費でも対応することができ、アパートを長く運営することにも成功できます。
収益不動産のメリットは、資産がゼロになってしまうことはなく、売却に出すことも自由、解体をして新しい物件を建てることも自由なので、リスクは決して大きくはありません。

 

出典元:ニュートンアドバイザーズ株式会社 評判