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月: 2019年2月

ゴルフ場経営で覚えておきたいこと

■ゴルフ場を経営するためには?

ゴルフ場とは、ゴルフを競技するための施設のことです。
ゴルフコースやゴルフクラブとも呼ばれます。
ゴルフ場を経営するためにはゴルフの基本ルールを知る必要があります。

ゴルフというスポーツは全部で18のホールから構成されており、それぞれのホールには規定打数が設定されています。
ボールを打ち出す場所はティーインググラウンドと呼ばれ、カップまでの距離が1ホールとなり、それが18個あります。

ゴルフは通例としてアメリカの距離単位であるヤードが利用され、1ホールの長さはそれぞれ異なります。
距離が長いところはロングホール、短いところはショートホールと呼ばれますが、長さにより規定打数が多くなります。

規定打数に関しても、ゴルフ場で異なりますが、おおくは72を採用しています。
規定打数はパーと呼ばれますが、競技としてはより打数を少なくして全ホールを回った人が1位となります。
ただし、規定打数はプレイヤーのスキルによっても決定され、純粋にゴルフを楽しむだけであれば初心者に対してはハンデが与えられます。

ゴルフ場が提供するものは、ゴルフをするための設備ですが、多くは地形を切り開いてコースを作るものです。
平地であれば起伏を作ったりティーインググラウンドやカップのあるグリーンを作るために盛土をする必要があり、起伏の多い山間部では山を削り、谷を埋めるといったことになります。

ただ地形が緩やかな場所ではその地形を活かしたものが作られることもあるなどその種類は千差万別です。

■建設費や維持費も相応の費用がかかる

一方で建設費も莫大ですがコースを維持するのも相応の費用が発生します。
維持費としては芝生や樹木、また人工的に作った川や池、バンカーと呼ばれる砂場の整備が必要です。

芝生はティーインググラウンドからグリーンまでの区間に整備されるもので水やりや刈り込みなどの作業が必要です。
それ以外の場所はラフと呼ばれますが、いわゆるコース外であるOBを除けば茂らないように草刈りをする必要があります。

川や池も人工的に作られているので定期的な清掃が必要ですしバンカーも草が生えないように手入れをする必要があり、コースを移動するための舗装道路、案内板の手入れなど、コースを維持するには人と道具が必要です。

一方でコース以外の設備にはクラブハウスがあります。
気軽にプレイするレジャー向けのところではこの設備を省略しているところもありますし、簡易的な設備としているところもありますが、本格的なものではクラブハウスが玄関口となるため立派な建物が作られるのが一般的です。

クラブハウスに求められる機能としてはロッカールームや風呂場、シャワー室などがありゴルフをプレイするための準備とプレイしたあとに汗を流すための設備です。

このほかにはレストランや売店、またゴルフ用品の販売やゴルフクラブのレンタルショップなどです。
レジャー目的であれば日帰りでプレーするものですが、競技を行ったりリゾート地ではゴルフクラブに宿泊施設を兼ね備えるところもあります。
このためゴルフ場を経営するということは総合レジャー施設を経営するのと同じで多額の資金が必要ですし利用者を確保する必要があります。

■ゴルフ会員権について

この資金と利用者を確保するための方法として結び付けられるのがゴルフ会員権です。
もともと古いところでは会員制でスタートしたこともあり伝統的な手法ですが、新しいところでも見られます。

これは会員となることで有利な条件でプレイできるというものですが、そのためには高額の会員権を購入しなければならないものです。
会員権はあくまでも出資したお金ですから、本来は返金されるものですが、現実には返金に応じるところは少なく、またその多くは利用者間で売買されています。

コースが少なかった時代には非常に価値のあるものでしたが、ゴルフブームにより全国にコースが作られ、さらにバブル期の乱開発によってよほど名のあるところでなければ価値がありません。

むしろ会員権を維持するために年会維持費が発生することも多いため、そのまま放置するケースも見られます。
このため経営をするさいには、どのようなものにするのか入念に計画しておくことが大事です。

ゴルフ場経営では、大きな土地が必要ですので土地の確保と、コースを作るための資金を確保、さらに開業したあとの利用者確保がポイントになります。
既存のものを購入する方法もありますが、それでも価値のあるところでは億単位の資金が必要です。

一方で価値がないところは二束三文で売られることもありますが、価値がないのには相応の理由があるわけで、そこから立て直して行くのは新設するよりも難しくなります。

いずれにしても利用者が居なければ維持することができませんから、有力な出資者を集めることが必要です。
また経営を良くするためには利用しやすい料金設定や利用者に満足してもらえるコース作りや設備の維持管理が重要で、このあたりのバランスが取れるかが成功するポイントになります。

家づくりで最重要となるハウスメーカー選び

⒈ハウスメーカー選びの重要性

ハウスメーカー選びが重要になってくるのは、これから注文住宅で家を持とうと考えている人です。
建売住宅と違って、自分や家族の要望を設計の段階から反映させて行くことができるぶん、家が完成するまでの間長い付き合いになり、完成後の我が家で十分に満足の行く暮らしができるか否かは、まさにハウスメーカー選びにかかっていると言っても過言ではありません。

住宅の購入は一生で一番高い買い物といわれ、注文住宅の場合は建売よりも高額になりがちだけに失敗なく選びたいものですが、数多くあるハウスメーカーの中からどこに決めたら良いのか、途方に暮れる人は少なくありません。

現在ではインターネット検索によって良さそうな企業をピックアップすることができ、一般的に人気が高いハウスメーカーをランキング形式で紹介しているサイトや、実際に注文住宅を建てた人々の口コミを知ることも可能となっています。

そういったサイトのいくつかを見て、候補を絞り込んで決定するという手もありますが、自分が建てたい住宅のイメージがある程度定まっている人の場合、それをさらに具体化させてから、実際の住宅として建てる際にどの企業が最も適しているかを考慮しておく必要があります。

注文住宅ということで、建売住宅には見られないような変わったデザインの外観にしたい場合はデザイナーズ住宅の建築を得意としている建築家に依頼できるメーカーが良く、外観よりも内装や省エネ性に優れた最新設備にこだわった住宅にしたい場合には、そういった設備の導入を売りにしている企業を選んだほうが、希望に適う住宅にすることができます。

⒉高い耐震性を持った住宅を望む人も増えている

近年では日本全国で大規模地震の発生が懸念されていることから、外観や設備の良さに加えて高い耐震性を持った住宅を望む人も少なくなく、公共施設並みの免震構造を持った一般住宅もみられるようになってきました。

建物の構造自体の耐震性が高いというだけではなく、基礎に免震・制震システムを導入した住宅を建築したい場合は、どこでも良いというわけではなく、その分野を得意としている企業に依頼する必要があり、かなり限られた選択肢の中から選ぶことになります。

震度7クラスの地震からも住宅の倒壊や損壊を防ぐような高い性能を持った免震・制震システムを導入する場合、一般的な耐震工法よりも価格が跳ね上がることから、施主としては予算も考慮しながらより良いメーカーを選ぶ必要もあり、その分野での知識を得ておくことも大切です。

長年の夢だったスタイリッシュで頑丈な注文住宅を建てたものの、ローン返済に追われてせっかくの贅沢空間であまりにも切り詰めた生活を余儀なくされるようでは本末転倒になってしまいます。

現在では注文住宅と言ってもすべてにおいてラグジュアリーな雰囲気にこだわるのではなく、むしろ節約しながら暮らしを楽しむことができるような方向にこだわる人も増えています。

⒊ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)と呼ばれる高い断熱性・省エネ性を持った住宅

その希望を叶えるのが、ZEHことゼロ・エネルギー・ハウスと呼ばれる高い断熱性・省エネ性を持った住宅で、建売住宅でも導入されるようになってきました。

ゼロ・エネルギー・ハウスは単に省エネ性能が高いというだけではなく、太陽光発電システムによってエネルギーを生み出し、暮らし続けて行く上でのエネルギー収支をゼロにする住宅です。

住宅の断熱性を高めて太陽光発電パネルを設置し、HEMSことホーム・エネルギー・マネジメント・システムという、家庭内で利用するエネルギーを節約するために管理するシステムも導入する必要があります。

初期費用は割高になりますが生活しながら無理なく節約し、消費するよりも多いエネルギーを生み出すことが可能になるため、年々注目度を高めています。

ZEH仕様の注文住宅も、その建築を得意としているハウスメーカーはある程度限られてくることから、そういった住宅を建てたい場合には事前リサーチをした上で希望通りの性能を持った住宅を建築することができる企業を選んでおくことが重要になってきます。

⒋口コミの良し悪しや価格の高低など一般的な評価のみで決めないこと

ZEH仕様の住宅は定められた条件を満たしていれば補助金が受給できる可能性もあり、その点も人気の後押しとなっていますが、高断熱・高気密の住宅にする必要があるため、大きな窓がある家にしたいなど外観へのこだわりが強い人にはやや不向きな面もあります。

屋根に太陽光パネルを設置する必要があるため、屋根の角度や屋根材などにも制約が出てくることも考えられます。
高い耐震性・省エネ性を持ちながらも、道行く人が惚れ惚れするような魅力的な外観を持った注文住宅にしたいと考える人は少なくありませんが、いずれかの特性を際立たせたい場合、思い描いていた外観デザインとは違ったものを選ばなくてはならないこともあります。

そういった仕様の変更なども打ち合わせ段階で納得しながら家づくりを行っていくためには、相性が良い担当者が在籍しているかどうかも重要になってきます。

口コミの良し悪しや価格の高低など一般的な評価のみに振り回されず、最後は自分自身の知識に裏打ちされた直観力も動員させながら、最適なハウスメーカーを決定して行くことが大事です。